銀瑠璃~第四号~

銀瑠璃~第四号~(平成28年11月23日発行、A5、152ページ)



収録作品
  • 茉麻著『緑の巡りは二人きり』
――ハロウィンを直前に控えた十月の最終週。赤志ユリアは死霊に身体を乗っ取られてしまった。苦節五年目にして憑依に成功した死霊の目的とは。そして、赤志ユリアの魂の行方は。

  • 清水楓著『千代に八千代に青と死ぬ』
――桜が終わり、藤が咲き出す頃、町は水に覆われる。しかし今年は雨が降らずに水位が上がらない。何者かの策略なのか。梛は真相を突き止めるべく、調査へ向かう。


  • 透水著『究竟くきょう憐愍れんみんの恩あるならば』
――金城亜久里は死んだ。酷い死に方だった。そして1ヶ月後、金城亜久里は蘇った。それも何十人にも増殖して。この異常事態の原因を探るべく、実相寺弥は立ち向かう。その先に待っているのは、果たして。


  • 銀神月美著『マシュマロ羊の先』
――書籍が電子媒体を指し、AIが小説を書く世界。そんな中で人間が書いた小説を紙媒体で本にする老爺と技師。そして二人に巻き込まれた栃木るり。ある日、老爺の書いた小説と全く同じ小説がAIによって書かれてしまう。





表紙絵は九条みくる様の作です。有り難う御座います。

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